2005年9月9日(金)。
東京都江戸川区臨海町にあります、東京都中央卸売市場内の葛西市場花き部 「東京フラワーポート株式会社」
の秋の商談会に行ってまいりました。
 昨年より商品の企画・販売・消費拡大・情報交換などを目的としていくつかの生産者が集まり
「はなのくに」と言うグループを作り活動してまいりました。その一環として、秋の商談会と関東方面の売店を巡ってきました。

早朝からマイクロバスに乗り込み一路千葉県へ。
捕らぬ狸のなんとやらなど、話は尽きる事無く、期待と不安が入り混じった一行のテンションはもうすでに上がりぎみ。

黒枠の写真はクリックすると拡大できます。
     
第一園芸直営のガーデンセンターで、東京都世田谷区にある地下2階地上2階のビル丸ごとの総合園芸店です。まわりには高級住宅が立ち並び、外車の販売店がやたらと目に付きます。そんな地域だけに、店舗内のレイアウトは高級かつおしゃれな雰囲気をめいっぱい出しており、陶器鉢ひとつ取っても、陶芸家○○作などの高級品コーナーまで取り扱っています。

かならず、その植物単体で置くのではなく、容器を変えたリ、飾り方・置き場所の事例が必ず行われており、買い手のインスピレーションを誘うような仕掛けが満載です。
たしかに見ていると、コレなら家にも飾ってみたいと思う、自分のツボにはまった商品が幾つか見つかります。


最近良く見かける和のコーナーも充実しています。苔玉のような一品物そして、新しいなと思ったのは小さな箱庭風の物。
こんなのでクリスマスバージョンもあったら楽しいな。

いいな〜と思い、お値段を見ると!そっそれは〜・・・と思いますがでも欲しいな〜と思わず足が止まります。最近お花屋さんでそうやって買おうかどうしようか迷う商品ってお目にかかってない気がしますが、それは消費者の方々から見れば、自分の所の商品でもいえることなのでしょうね。

元は東京蘭葉という市場があったところを含む広大な敷地を所有する、「村田永楽園」という卸しやさんです。

     


とんでもなく大きな観葉植物からポット苗まで、ありとあらゆる植物が集められ様々な需要に即座に対応出来る様仕入れがなされています。こういったところはケース売りしかしないものと思っていましたが、小さい小売店のニーズに合わせて、 1鉢売りにも対応していたのには驚きました。




     by はなのくにメンバー
9/9〜9/10にかけて東京フラワーポートで自社の商品を並べて、市場に来られるお客様(小売店・中卸・卸・ホームセンター等)に売り込みました。
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A

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@Aフラワーガーデン戸谷(当園) ポインセチア等  B佐藤園芸 ミニバラ 
C左、水谷園芸 ミニバラ  右、中野園芸 ガーベラ・ブーゲンビレア  D海田園芸 グズマニア
E海花園 キャットテール等  F木村園芸 アキメネス・ガーデンシクラメン等 
G東海グリーン シャコバサボテン・各種観葉植物  H則武園芸 デンファレ 
I藤浪農園 オリズルラン・アロエ  J原田園芸 ポインセチア


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開花している物や完成品を売り込む場合は、買い手にも話がしやすいのですが、これから出来上がってくる商品を未完成のまま売り込むのはかなり難しかったです。本来はこの時期に咲かせるものではない植物も商談会用に特別に作っておく必要があると痛感しました。他の業種では極当たり前のことかもしれませんが、わたしたち生産者業界では、そういった営業面まで考えた作付けを計画する事は未だ浸透していません。
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はなのくにメンバーではありませんが、K倉橋園芸 L角田ナーセリー

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K
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いろんな疲れが一気に出たのか、商談会後の移動のバスの中、皆さん爆睡しております。乗ってから寝るまでが早かった〜〜。



     

ジョイフル本田は関東を中心に展開するホームセンターですが、ガーデニングに力を入れていることで有名です。
お店が忙しく直接お話を聞くことは出来ませんでしたので、写真は撮ってありませんが、店内は各素材別・資材別に分かれていて、商品は豊富にありますが、欲しい商品が手早く見つける事が出来るように工夫されていました。どの素材の前にも使用事例がディスプレイされており、ホームセンターの園芸コーナーで、ここまでの提案をするとは驚きでした。
又、価格も安く(お値打ち)なっており、「ここにしかない良い商品をより安く。」というコンセプトに偽りなしと言った感じでした。


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