*エレモフィラは過去に栽培していた植物です。現在は栽培しておりません。
エレモフィラ・ニベア

学名
英名
科名
属名
原産地
開花期
Eremophila nivea
silky eremophila
ハマジンチョウ科
エレモフィラ属
オーストラリア
春〜初夏
 
 

置き場所

鉢植えでも1.5m〜2mくらいにはなる低木です。耐暑性・耐寒性があり、無加温の室内で冬越しして開花しましたし、名古屋市近郊の当園付近での露地植えのテストで、無事冬を越しました。
年間を通じて日当たりの良いところで管理してください。耐寒力のテストは引き続き行っていきますが、寒さの厳しい地方でも屋内なら心配いりません。
ただし、梅雨や台風シーズン・秋雨前線など長期間の断続的な雨にさらされると、時に樹木の表面がやや黒っぽくなり、白銀の産毛に覆われたようなこの樹本来の景観を損なう場合がありますので、注意して下さい。


肥料
春と秋の生育中は月1回、1)緩効性肥料を置き肥えします。

1)肥料の効き方が、ゆるやかで長期間持続性のあるもの。

水やり
大変乾燥に強く、過湿を嫌いますので土の表面が乾き枝先がしおれたら、鉢底から水がしみだす位たっぷりと与えてください。失敗は水のやり忘れよりかけ過ぎのほうが多いようです。地植えの場合は水はけのよい場所に植えるようにして下さい。冬の間の水やりは、鉢が凍るのを防ぐため天気の良い午前中に済ませましょう。

注意
ふだんは大変乾燥に強い植物ですが、植え替え後と剪定後の乾燥には弱く枯れこむ事がありますので、注意してください。

植え替え・せん定

真夏をのぞき4月〜10月が植え替えの適期です。根の発育は遅いほうなので、2〜3年に一度2)根鉢をくずさずにひとまわり大き目の鉢に植え替えます。
用土は市販の培養土で、ピートモスのあまり入っていないものに、荒めの赤玉土か、パーライトを少し混ぜあわせ水はけ良くした位の土が適度な植え土です。植替え直後も過湿になり過ぎないように注意して下さい。

せん定は、植物の性質上あまり好まないようで、刈り込んだ所から少し枯れこむ場合があります。5号鉢位なら枯れてしまうことは少ないですから、それまで小株の時はしないほうが無難です。春から初夏に咲いた花後に伸びた枝を軽く整える程度にし、今年伸びた枝に、翌年春から花を咲かせますので、夏後のせん定は避けてください。せん定した切り枝は、今年延びた枝なら挿し木が可能ですので、5cmくらいに切ってついでに挿しておくと万一の場合に株を残す事が出来ます。

2)根がまわって、鉢の形状にぬけた用土
病害虫
特に大きな被害の出るものはありませんが、冬場にカイガラムシが付く場合がありますので、市販の殺虫剤で予防のために、冬期数回散布しておくとよいでしょう。

栽培品種一覧

この植物は最近入ってきた植物で、現在のところ当園で栽培しているのはこの1種類だけです。同じ仲間で、日本では九州などの海岸に地生する「ハマジンチョウ」と呼ばれている植物があります。












* ここでご紹介する品種名につきましては、いくつかの図鑑 や園芸雑誌等から照合し引用したものです。これらの名称を参考にしたり、引用する事について当園は 一切の制約はいたしておりませんが、(登録品種を除く)引用にあたっては全て個人の責任においてご使用ください。ついては、それによってなんらかの不利益等が発生した場合も当園は一切の責任をお受けいたしませんのでご了承ください。 

 

 

 
 
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