エラチオール・ベゴニア
学名
科名
属名
原産地
開花期


Begonia × hiemalis
シュウカイドウ科
ベゴニア属
園芸種
ハウス内での開花調節により年中


エラチオールベゴニアの育て方。携帯サイトはこちらから

エラチオール・ベゴニアとは
エラチオール・ベゴニアは、球根ベゴニアベゴニア・ソコトラナとの交配がもとになっています。
ベゴニア属上の分類としては、最初に育成された時の品種名にちなんで、エラチオール・ベゴニアと呼びます。
球根ベゴニアは、南米の熱帯高地原産の 1)長日植物で、ソコトラナはアラビア半島のソコトラ島原産の 2)短日植物で冬咲き性です。この両親の性質からエラチオール・ベゴニアは、株が成長する事によっても花芽を付けますが、5〜10日間 3)短日処理によって、より花芽を付けやすくなる性質を持っており、「相対的短日植物」と呼ばれております。 リーガース・ベゴニアと言う呼び名は、このエラチオール・ベゴニアをもとに旧西ドイツの育種家「オットー・リーガー」氏が育成した品種群が広く普及したことから使われるようになり、国内には1960年代に導入され現在まではこの両方の呼び名で流通していますが、これからは徐々にJFコード基準に合せてエラチオール・ベゴニアと統一され呼ばれるようになっていく傾向にあります。

1)1日の日の長さが12〜13時間以上になると花を咲かせる植物。

2)1日の日の長さが12〜13時間以下になると花を咲かせる植物。

3)植物にあたる日照時間を人工的に調節して日長を短くすること。

例)夕方5:00から箱をかぶせて暗くし、翌朝7:00に箱をとる(エラチオールベゴニアの短日処理の目安は10時間日長)

注)エラチオールベゴニアは、長期間の短日条件下で育てると、4)休眠状態になります。

4)成長をとめて、花も芽も出さなくなること。



夜間電照しているところ

撮影日は2月ですが、この時期は昼間が短いため奥の咲いているベゴニアには休眠してしまわないように、手前のまだ小さいベゴニアは株が充実するまえに花が付いてしまわないようにライトをあてています。


ブログを立ち上げました!

エラチオールベゴニアを栽培していて良く頂く質問で、
「 どうすれば花が長く咲くの?そして終った後どうすればいいの?」
があげられます。

そこで、実際にフラワーガーデン戸谷の「若」ことユウスケが自宅へベゴニアを持ち帰り、お部屋でベゴニアを管理する様子をリアルタイムでブログに掲載して行きます。

題して、
「フラワーガーデン戸谷のベゴニア日記」

温室とは違う環境で、まずは液肥などプロ仕様のアイテムや技術は一切使わずにお世話していきますので、正直どうなることかドキドキですが、是非見てくださいね!



置き場所


生育適温は20℃前後ですが、エラチオールベゴニアは少し手を貸してあげるだけで、結構長く咲いてくれます。プロもびっくりするほど長く育てていらっしゃる方もおられますので、以下の事を参考にして管理してください。
<冬〜2月頃>
冬の間は生育させる事よりも、低温で株を弱らせないように気を配る事が重要です。 昼間は、日当たりの良い窓辺で、夜間は窓辺は冷え込むので部屋の中ほどの、暖房の直接当たらない所に置いて下さい。移動できない場合は、窓に厚めカーテンをひいたり保温用に箱をかぶせたりすると、極端に弱らせる事は避けられます。
<春 >
春の気候はベゴニアにとって適した気温ですが、締め切った室内では結構温度や湿度が上がってしまっていたりします。夏に近い気温に変わってきたら、風通し良くして蒸れないようにして下さい。
<5月〜夏>
日増しに強くなる日差しは、窓越しでも「日焼け」をおこす心配もありますので、早めに薄いカーテン越しの日差しになるように調節してください。夏の間は、出来るだけ涼しくて、風通しの良い所に置きます。北側の明るい日陰などでも良いでしょう。花はほとんどの場合お休みしていますので、咲かせる事よりも、暑さを乗り越える事に、重点をおいてください。屋外でもこの条件を満たせば置いてもかまいませんが、雨が当ったり強風で鉢が転倒しない所に置いてください。
(雨や葉の傷みで病気が出やすくなる事がありますので )
<秋>
秋からは、カーテン越しに午前中数時間づつ日光に慣らしていき、じょじょに環境を変えながら春に置いていた場所にもどします。気温が下がっていきますので、最低温度が18℃くらいになったら夜間の保温に勤めると、生育に丁度良い環境が長期間維持できます。

肥料


5)緩効性肥料や液体肥料を定期的に与えます。 開花中は肥料切れを起こさないように週1回程度、液体肥料を与えると良いでしょう。6)底面給水鉢はお皿の中に規定濃度よりも薄い濃度の液体肥料を入れておく方法もあります。植替え3週間後やせん定後は20日〜1ケ月に一度のペースで緩効・持続性肥料を適量与えますが、種粕などの有機質肥料は合わない場合もありますので、粒状の化成肥料タイプの物を使うようお勧めします。花芽が見え始めている株には「鉢花用」等の表記してあるような、花用の肥料を与えるのも大変効果的です。

5)肥料の効き方が、ゆるやかで長期間持続性のあるもの。
6)鉢底から給水用のひもが出ており、受け皿の水を「給水ひも」から植物に与える鉢。

水やり


極端に鉢土を乾燥させた場合株全体を傷め、回復には時間を要しますので土の表面が乾き始めたら、株にかからないように、鉢底から水がしみだす位たっぷりと与えてください。
前記の底面給水鉢の場合は、受け皿の水が無くなったら給水するだけでいいので、管理が楽です。
その際に、鉢土も乾いているようなら、給水が悪くなっている場合がございます。お皿の方だけでなく、 上から花や葉に水をかけないように、そっと鉢の土も湿らせるようにお水を差しておいてあげてください。

<水やりで失敗しないためには>

*基本的に夜間に鉢の中の水分が凍るような場所にベゴニアは適していませんが、寒い時期は極力天気の良い午前中にたっぷりと与えるようにしてください。
*冬は置き場所や暖房によって、乾燥しやすかったり、しなかったり、変化が激しいのでそれにあわせた水やりを行う。
*底面給水鉢に植えてある植物は、栽培中も「給水ひも」から水をもらって育っていますからお皿に水をためるだけで良いのですが、底面給水鉢でない植物は、基本的地に受け皿には季節を問わず水ためないでください
*鉢にお水をあげるという事は、鉢土内の古い空気と水と老廃物を押し出し、新しい物と入れ替える役割もかねていますので、少量を何度も与えるのではなく、乾いてきたらたっぷりと与えるようにする。
植え替え・せん定

茎を伸ばしながら花を咲かせていきますので、花が咲き終わった株は伸び気味で、バランスが悪くなっている場合があります。その時は、植替えやせん定(切り戻し)で株を若返らせもう一度咲かせる事が出来ます。
<時期>
温度が15℃以上25℃以下が保てる頃が適当なので、地域差はありますが真夏を除き春は3月上旬〜下旬から、秋は9月下旬〜10月上旬までくらいです。
<せん定>
主に伸びている数本の茎の葉の付け根を見ると花や芽が伸びだしているのがわかります、一度花の咲いた所からは二度と花も芽も出ません。すでに芽が伸びだしている所か、花の咲いた後のない所を必ず残して切り戻します。
←画像をクリックして切り戻す位置の目安をご確認ください。
これから伸びてくる可能性のない茎も残すのは、小さい芽を伸ばすための栄養を作り出すための葉を残すためです。この時に残した葉は、徐々に大きく古くなり、のちに邪魔になりますので、小さい芽が育ったら古葉を取り除きます。

刈り込んだ後から伸びてきたところ。
ふちにある大きい葉が刈り込む前からあった古葉で、伸びてきた芽にはもうすでに花芽が付いているのが判ります。このまま育てれば、早く花を楽しむ事が出来ますので、夏に入る前や冬に入る前など、やや生育に不向きな時期に入って行く時は、このまま咲かせて早めに花を楽しみます。まだ季節に余裕があれば、株が小さいうちに付いてくる花芽があれば一度取り除き、緩効性肥料を置き肥えして株を充実させてから次に付いてきた花芽で咲かせると 、より大きな花を見る事が出来ます。

古葉が大きくなり、新しい芽に覆いかぶさっているので、取り除いたところ。切るときには、よく切れるハサミかカミソリを使って下さい。何株もある時や、他の植物を刈り込んだ道具は一株ごとにアルコールか熱湯・ライター等殺菌効果のあるもので消毒をすると病気の伝染を未然に防ぐ事が出来ます。

<植え替え>
根詰まりをおこしている株は、一回り大き目の鉢に植え替えます。
1.株元を見て、蒸れや病気などで腐っている茎は、先にそこだけ切り捨てます。(腐っている部分が乾燥していれば、広がらないのでそのままでいいです。)
2.株元に手のひらを差込み、株を傷めないように鉢を傾けて、そっと鉢のほうを引っ張り、ぬきます。
3.7)根鉢 の表面だけ軽く土を落として植え替えます。深植えし過ぎないように古い根鉢の表面に軽くのる程度にしてください。
4.底面給水鉢は給水ひもが付いているので、いったん「ひも」は取り除き植え替える鉢の形状に合わせて、前もって鉢底に通しておくか、通常の水やりの方法に戻すかにします。いずれにしても、植え替えて3回くらいの水やりは、土と根が落ち着く前なので、上からにします。植え替えてすぐには、土の乾き具合も今までと違ってきますから、必ず乾きを確認してから行ってください。

7)根がまわって、鉢の形状にぬけた用土

病害虫

病気
<うどんこ病>
春先から初夏にかけて葉に白い粉状の斑点が付きじょじょに広がっていく。
市販の殺菌剤で治療できます。
<灰色カビ病>

葉や茎や花が水浸状に黒く腐りながらひろがり、灰色のカビのような物が表面に付く事からこの名前が付いています。暑い時期の蒸れに注意して、風通しをよくすれば予防できます。
市販の殺菌剤で治療できます。
<斑点細菌病>
葉に水浸状の斑点が出始め、斑点が増えるとかたまって広がっていきます。そばに植物があっても、植物が触れあっていたり、間接的にハサミや手で媒介しないかぎりうつりませんが、病気にかかった株の治療は出来ませんので、早めに捨てるようにしてください。
<立枯れ病>
フザリウム属などの土壌に住んでいるカビの仲間が、根から侵入し、植物の茎の導管部を褐変させます。そのため、水分や養分の流れが阻害されて下葉から上へ黄変し萎れてから、枯死などの症状が現れます。 病気にかかった株の治療は困難ですが、病株だけを根元から取り除いたあと、症状が落ち着く場合もありますし、再び発生する場合もあります。
害虫
<アブラムシ>
暖かくなる時期に多く発生しますので、注意して早めに手で取り除くか、市販の殺虫剤が効果があります。
<ハダニ>
葉の新芽がしわ状になり、通常の葉の形と違う・色が悪くなった・花が萎縮して小さくなったり帯状の模様が入る、このような症状はハダニの可能性が考えられます。肉眼で確認できない小さいダニもいますので、園芸店などで売っている植物用ののダニ剤を使用して駆除します。ダニは水に弱いので、定期的に葉にじょうろか霧吹きなどで葉水をかけてやると、大量に発生するのを予防する効果があります。

臨床例はこちら
暑さで葉が巻いた状態(正常) ハダニによって萎縮した葉 新葉に被害がでた例

<ヨトウムシ・アオムシ>
暖かくなると、蝶や蛾が卵をうみつけていく場合があります。葉や新芽を主に食害されるのですぐに判りますが、ヨトウムシの場合夜行性なので昼間は株元の土の中に隠れています。
暗くなったら活動をはじめますので、見つけて捕殺するのが効果的です。殺虫剤は早期発見してムシが小さい場合は効果的ですが、大きくなると効きにくくなります。

Point
<日照時間と開花の関係>
冬の保温のために箱をかぶせる時は、前記の「短日処理」にならないように注意してください。
10日間以上の短日処理は反対に株を休眠状態にする事があります。かぶせるのを就寝前にするとか、ビニールなど明かりを完全にさえぎってしまわない物で。

秋から冬の間は自然な状態なら、昼の長さが短い短日期にあたりますが、室内で鑑賞しますので、室内灯の明るさのおかげで 長日処理をし続けているような状態でしょう。植物の元気がとても良く、まったく花がなくなっても株が成長しているような場合は、 反対にこの性質を利用して5〜10日間の「短日処理」で再び花芽を出させる事が出来ます。植え替えやせん定で、花が咲かなくなった場合もこの方法で咲かせる事ができます。
花芽が全くない状態で、「短日処理」してから花芽が 確認できるまで1ヶ月くらいかかりますが、
できていなかった場合再度「短日処理」を行います。


栽培品種一覧

世界で2000種類はあると言われるベゴニア類の分類としては、エラチオール・ベゴニア(Elatior ・Begonia)が適当な位置づけになり、さらに品種としてその中で幾つかの系統に分ける事が出来ます。実際に育種の段階ではっきりと分けられ位置づけられている品種群もあれば、栽培する上で性質・形態のよく似た系統のグループを、その代表的な品種名を称して「○○系」と呼ぶ場合もあります。ここでご紹介する品種は、現在栽培している品種を掲載しています。

過去に栽培していた品種や絶版になった品種はこちら

*当園で栽培しているエラチオールベゴニアは、種苗会社から購入した品種とそこから選抜しオリジナル品種として登録した物や育種元と協定しオリジナルとして生産販売する事を認められた品種です。 ここでご紹介する品種名につきましては、種苗会社から配給のあったカタログ等の表記名をそのまま使用し、フリガナは当園が独自に呼びやすく訳した物や以前から流通名で使用されていた名称を掲載いたしました。
(海外から導入している品種ですので、入手先の国や会社によって同じ品種でも異なった名前がついている事があります。)
これらの名称を参考にしたり、引用する事について当園は一切の制約はいたしておりませんが、種苗会社の権利を侵害する事のないよう、引用にあたっては全て個人の責任においてご使用ください。ついては、それによってなんらかの不利益等が発生した場合も当園は一切の責任をお受けいたしませんのでご了承ください。

当園で選抜育種をし品種登録したオリジナル品種や育種元と協定を結びオリジナル品種として生産販売する権利を所有している品種で、現在栽培している品種の主だったものです。

アールヌーヴォーシリーズ

     Art Nouveau  NEW!
           アール・ヌーヴォー
2007/2/20 品種登録済み(第14842号)
       登録品種名 トヤズ アート


数年前より当園で栽培しているベゴニアに枝変わりを発見。以来、株の更新をしながら試験栽培を重ね、ほぼこの種の固定化が確定したので、当園育種の新品種として農林水産省へ品種登録を申請し、枝変わりの元になる品種の育種元と協定を結び生産販売する権利を所有いたしました。
『花型』
ピンクの非常に重ねの多い八重咲きの花弁にグリーンのストライプが混ざる。
『特徴』
従来品種より栽培期間はかかりますが、他のベゴニアに類を見ない程花持ちが良い。
全体的にクラシカルで落ち着いた大人の雰囲気が漂う品種。
この品種について、詳しくはこちら。
     Art Deco  NEW!
           アール・デコ
        品種登録済み(第16550号)

数年前より当園で栽培しているベゴニアに枝変わりを発見。以来、「アールヌーヴォー」の次をになう品種として、アールヌーヴォー発表後すぐに構想を練りはじめ従来のクラシックなアースカラーのイメージをそのままに、より鮮烈な赤色を加えることに成功いたしました。プレゼントはもとよりクリスマスの年末GIFTもイメージした商品に仕上がっています。
『花型』
真紅の非常に重ねの多い八重咲きの花弁にグリーンのストライプが混ざる。
『特徴』
従来品種より栽培期間はかかりますが、他のベゴニアに類を見ない程花持ちが良い。
全体的にクラシカルで落ち着いた大人の雰囲気が漂う品種。
この品種について、詳しくはこちら。
   

ローズシリーズ 早春から綺麗な花が見られる春型品種

      RoseChris
     ローズクリス
     品種登録済み
      第16547号

人気品種クリスティンからの枝変わりで当園オリジナル品種。
クリスティンのように葉にギザギザの切れ込みはなく、丸葉系。
八重咲きの性質はそのままに花色がより濃く改良されています。

現在は生産を中止しています

     RoseSoleil
      ローズソレイユ
      品種登録済み
        第19171号

ローズクリスからの枝変わりで当園オリジナル品種。
クリスティンのように葉にギザギザの切れ込みはなく、丸葉系。
花型・花色ともにローズクリスよりも安定し、オレンジ系の花によくある咲ききってからの色あせがほとんど無く、咲き終わるまで綺麗な有望種。

      Mille Crepes
       ミルクレープ
      品種登録済み
        第20379号

ローズソレイユからの枝変わりで当園オリジナル品種。

八重咲きの花弁の外側が白く内側が黄色い、可愛らしい品種。
黄色系で大輪。しかもバイカラーの花はエラチオールベゴニアには珍しく、2009年から本格的に生産を開始しました。
淡い色にもかかわらず、冬でも同じ花色で安定しています。
     
       

クリスティンシリーズ
  早春から綺麗な花が見られる春型品種
 
     Sante Rococo
      シャンテロココ
      品種登録済み
        第19169号
     

当園オリジナル品種。
花色はサーモンピンクとオレンジの中間色。重ねの厚い八重咲きで、中世の貴族の間で流行したドレス「ロココ」を思わせる所から「歌う舞踏会の貴婦人達」シャンテロココと名付けま
した。きざみのあるライトグリーンの葉も魅力的。
オレンジ系の大輪種は少なかっただけに、待ちに待った品種を生み出す事が出来ここから新たな新色も期待しています。
現在は生産を中止しています
       Pur Blanc
      ピュールブラン
     品種登録済み
        第19170号

当園オリジナル品種。
花色はボリューム感のある純白の花弁に花芯が淡くグリーンが入る。
白は好まれない方もみえる反面、熱狂的に好きな方もみえる現実がりますが、この白花はまさにカリスマ的風貌を持っています。
きざみのあるライトグリーンの葉も魅力的。

本来春型の品種なので、出荷は春が中心ですが、年々改良をかさね新春から出荷が可能になりつつあります。
 
     
     

昔、流通段階ではこの品種系統の頭文字がBから始まるため、B系シリーズと呼んだりもしていました。
この品種群の特徴として、花弁に厚みがあり花が大輪で非常に長持ちする品種が多い事があげられます。
最近ではそれらが 「バラ咲き品種」という呼び方で園芸雑誌で紹介された事を受け、関東の生産者さんがこの品種の中から、『品種』たちを「バラ咲き品種」という呼び方で出荷されており、当園もその趣旨に共感し、いっしょにこの名称と品種の良さを消費者の皆さんPRしようと活動しております。

赤系の品種は色幅が画像で表現しにくいため下記を参考にして下さい。
 色が深い                             色が明るい
 赤色に近い ←−−−−−−−−−−−−−−−−→ 朱色に近い
    ベルセバレッド バラディン バーコス ベローナ バラモン

Barkos
バーコス

真紅の大輪の先駆けと
なり、今も人気の品種
遅咲きで、花持ち良い

Bellona
ベローナ
現在生産してません
明るめの朱赤。株の
まとまりが良く多花性
中〜大輪種。遅咲き
Bina
ビナ
現在生産してません
どこか和の雰囲気が
する落ち着いたピンク
大輪・花持ち良い
2002年品種
Berseba
ベルセバ

ショキングピンク。大輪
で株のまとまりも良く、
個性的な品種。遅咲き
2002年品種

Berseba Red
ベルセバレッド
2007年品種

花色は上記バーコスと
の違いは、少し株しまり
が良く、より八重咲き性
があるが、時期によって
花型に変化がでやすい

Balamon
バラモン

花色は上記ベローナと殆ど同じ。株しまりが
良い。2002年品種
   Borias
   ボリアス
 現在生産してません 
 2006年秋リリース
 
 すでに販売されて
 いるヨーロッパ等
 では人気の品種で
 日本人の美的センス
 にも通ずる色合い
 は販売前から業界
 でも大変注目度の
 高い品種。
     Bera
      ベラ

遅咲きですが、バーコス・ベローナ系統の大輪で花持ちの良い特性を継承した有望種。
濃いピンク系のなかでは今までに無い明るいビビットピンクで、赤のように置き場所によって暗く見えることも無く使いやすい。
      Binos
      ビノス
 現在生産してません
 2007年春リリース
 
 ソフトピンクとピンク
 の中間色。
 株はコンパクトで
 分枝もよく育てやす
 く、花も大きいのが
 魅力的。このビノス
 シリーズはBグループ
 に新たな花色を加え
 より魅力的なものに
 してくれました。
 
 
   Binos Pink
    ビノスピンク
 2007年春リリース
 
 鮮やかなピンクは
 濃いのにケバさの
 ない好印象。
 株はコンパクトで
 分枝もよく育てやす
 く、花も大きいのが
 魅力的。このビノス
 シリーズはBグループ
 に新たな花色を加え
 より魅力的なものに
 してくれました。
  Binos Softpink
  ビノスソフトピンク
 2007年春リリース
 
 淡いソフトピンクは
 ベゴニアの色として
 は、女性に人気の、
 過去にも間違いの
 ない定番色。
 株はコンパクトで
 分枝もよく育てやす
 く、花も大きいのが
 魅力的。このビノス
 シリーズはBグループ
 に新たな花色を加え
 より魅力的なものに
 してくれました。
 ピンキーピンキーホワイト
 現在生産してません
 2009年にリリースに
 なった品種。
 パールピンクは
 非常に個性的で
 株はコンパクトで
 分枝もよく育てやす
 く、花も多いのが魅力
 このビノスシリーズは
 Bグループに新たな
 花色を加えより魅力
 的なものにしてくれ
 ました。
 Berseba Light Pink
 ベルセバ ライトピンク
   
 2007年春リリース
 遅咲きですが
 株のまとまりと、花保
 ちの良さはベルセバ
 ゆずり。
 Bera Lilac Pink
 ベラ ライラックピンク
   
 2009年秋にリリースに  なった品種。
 以前からあるベラと
 非常によく似た花色で
 一般の方にはその違
 いが分からない程。
 遅咲きですが
 株のまとまりと、花保
 ちの良さもベラ同様。
 新品種の為、まだ色
 の変異が激しく時折
 赤になることも。
   Borias Dark
   ボリアス ダーク
     
 2009年秋リリース。
 2006年秋に発表され
 今も強い人気を維持
 しているボリアスの新
 色。
 今までのボリアスより
 全体的に濃い色合い
 になり、色むらも少な
 くなりました。
 今後大変注目度の
 高い品種。
     Baladin
     バラディン
     NEW!
 株はやや小柄ながら
 真紅の花色と八重傾
 向の強い花型が安定
 しておりこれから赤色
 の定番になりそうな
 予感のするオススメ
 品種。


イローナ系と呼ばれる品種から(故)古川幸三氏が育種した、生育旺盛で育てやすく、バラ咲き品種に匹敵するほど花保ちの良い優良品種です。
Centrair Yellow
  セントレアイエロー
 品種登録番号
   第17350号
 (申請名プラムピア)
この品種は愛知県田原市、古川幸三氏が育成し中部国際空港株式会社から「セントレア」の名称使用の許諾を得た品種を、古川氏と契約して栽培させてもらっています。
Cosmo Noah
   コスモ ノア

   品種登録番号
    第 17349号

このこの品種は愛知県田原市、古川幸三氏が育成したベゴニアの品種です。古川氏と契約して栽培させてもらっています。
イローナ系の黄色品種の中でも花が大きく、半八重咲き。退色が遅いため花保ちも非常に良い。
花が開く前の花芯周辺はライムグリーンの発色があり、開花してからは鮮やかな黄色に。
前品種「セントレアイエロー」から品種改良した品種。八重咲きで、クレマチスやクリスマスローズのような花芯があり、花弁が淡い黄色で、花保ちが良いことは言うまでも無く、花芯のグリーンの発色がセントレアより強くなった事が特徴。

 
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